Search ConsoleのデータはリンクとなってGoogle seoに関係する。Yahoo seo Googleのフィーチャーフォン用URLについて、未報告の事実から、その件を報告する。
2022年10月3日付記事「
クロールに関与しなくなったサイトマップでもインデックスには関与するのか?」で、FC2サイトマップをSearch Consoleから削除したことを報告した。そして記事タイトルにもした「
クロールに関与しなくなったサイトマップでも
インデックスには関与するのか?」の疑問に対して、今はある程度、回答することができる。
robots.txtから削除し、Googlebotのクロールには関与しなくなったFC2サイトマップであっても、インデックスには関与していた、と。なぜなら、そこには
リンクがあったからである。Search Consoleデータからのリンクは、Google seoに関係するのである。
Search Consoleデータをリンクとして考える
画像は、“us” ドメインの<削除>ツールである。

記事No.866のフィーチャーフォン用URLを2度に渡り削除した履歴が示されている。削除した経緯と、それに伴うインデックスの推移を報告しておこう。
このフィーチャーフォン用URLは “us” ドメインの記録を取り始めた「2019/09/17」データから継続して「ページにリダイレクトがあります」に表示されていた。その原因は前々回記事でも報告した通り、“
canonical” タグで現在の
HTTPSの
コンテンツに入れ替わっていたからだ。
このフィーチャーフォン用のキャッシュされたURLを削除する目的で、<削除>ツールを
2022年11月25日に使用した。しかしながら、この使用が私の目的とは合致しないものだろうと推測し、削除は即座にキャンセルした。それが履歴の「リクエストをキャンセルしました」である。しかし、このツールの使用が原因としか思えないデータ変動が「2022/11/29」で記録された。このフィーチャーフォン用URLが「ページにリダイレクトがあります」→「クロール済みインデックス未登録」に移行したのである。これも、<削除>ツールの履歴がリンクとなって
Googlebotがクロールし、その結果の移行と考えられる。
前々回記事で報告の通り、このURLは「2023/01/31」データで再び「ページにリダイレクトがあります」に移行した。そこで2月4日に再度<削除>ツールを使用し、今度はキャンセルしないで推移を見守ったのだが、今現在、何ら変化は確認されず、「ページにリダイレクトがあります」に表示されている。

11月25日の使用が「クロール済みインデックス未登録」に移行させ、2月4日の使用がデータ変動を今現在もたらせていない(もしくは確認しづらい変動の可能性あり)ことは、新たなるseo検証のポイントである。しかしながら、<削除>ツールの使用が「クロール済みインデックス未登録」に移行させたのは事実であり、それが今回の記事の本旨である。結論として、旧ドメインのURLだったり、正規以外のURLについては、Search Consoleのツール使用は控えるのが良いということだ。2017年7月12日付記事「
Search Consoleのツールは使用しないと決めた訳」も参照のこと。
追記(2023年2月28日):フィーチャーフォンのURLを “noindex” にしていたことは、Yahoo seo Googleブログの現在のGoogle seoに関係ないだろうことを、新規記事「
リダイレクトエラーの減少が旧ドメインで記録された」で報告した。
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