Yahoo seo Google

Search Consoleが「2023/03/07」で更新され、Yahoo seo Googleの旧ドメイン “blog40.fc2.com” で大きなデータ変動が記録された。「リダイレクトエラー」の数値が「2023/03/04」の731から584へと大規模に減少したのである。

今回データ変動したのは「リダイレクトエラー」だけで、「クロール済み-インデックス未登録」に移行したURLは1つもない。つまりは、未処理だった147のURLがGoogleオフライン処理されたのである。

今回記事にしようと思ったのは、この大規模な数値減少だけが理由ではない。リダイレクト処理されたURLに、ある特長があることが分かったからである。それは前回クロール日時である。

画像は、私がExcelで記録してあった “blog40.fc2.com” 「リダイレクトエラー」のデータである。右が「2023/03/07」データで、左が「2023/03/04」である。

ご覧の通り、今回のデータ更新でリダイレクト処理されたURLは、前回クロールが2022年11月29日から2022年12月1日までのもの全てである。そして2022年12月2日以降のURLは、前回データから1つとして欠けることなく、「リダイレクトエラー」に表示されている。

次がHTTPの「リダイレクトエラー」である。HTTPの「リダイレクトエラー」も「2023/03/04」の34から「2023/03/07」で16に減少したのだが、リダイレクト処理されたURLは前回クロールが2022年11月29日から2022年11月29日までのものである。残るURLの中、最も古いのが2022年12月8日であることを考慮すれば、“blog40.fc2.com” と同じく、2022年12月1日までのURLが処理されたと考えて良いだろう。ちなみに、Yahoo seo Googleの旧ドメインである “net” と “us” では「リダイレクトエラー」のデータに変動は確認されていない。

“blog40.fc2.com” の「リダイレクトエラー」データから消えた、つまりはリダイレクトが処理されたURLを調査して行くと、これにもクロール日時が関係していることが明らかになった。

2023年02月28日付記事「リダイレクトエラーの減少が旧ドメインで記録された」で、「2023/02/21」データで751だった「リダイレクトエラー」の数値が「2023/02/25」で743に減少したことを報告したが、この時リダイレクト処理されたURLの前回クロールは2022年11月15日から11月19日までのものだった。そして「2023/03/04」で731と減少した時は2022年11月20日から11月24日までのものが処理され、そして今回の2022年11月29日から12月1日までの処理に至る。ちなみに2022年11月25日から11月28日が抜けているのは、その日付でクロールが記録されたURLがなかっただけである。

“blog40.fc2.com” では過去に2度、リダイレクトエラーが完全に処理されたことがある。1度目が2022年07月14日付記事「リダイレクトエラーの解消をリダイレクト、インデックスの観点から検証した」で報告した「2022/07/09」で、2度目が2022年10月18日付記事「リダイレクトエラー解消はFC2サイトマップ削除が原因か？」で報告した「2022/10/15」である。

この2つのリダイレクト処理にクロール日時は関係していない。2度とも、それまでエラー表示されていたURLが一気に処理されたからである。

そして現在に繋がるリダイレクトエラーは「2022/11/15」データから記録され始め、この2022年11月15日のクロール日時のURLが「2023/02/25」データでようやくリダイレクト処理され始めたということである。過去2度のリダイレクトエラーと今回とでは原因が異なるのは、このクロール日時順に処理されている点からも明白であろう。

Googlebotは内部リンクをたどってウェブサイト内をクロールする。つまりは正規URL間での正しい内部リンクは、正しいインデックス登録を可能にさせる点で、最もGoogle seoに直結する。

現時点ではまだ推測であるが、リダイレクトエラーが前回クロールの古い順に処理されているのは、このインデックス登録と関係しているのではないだろうか？つまり、過去のGooglebotのクロールで作成されたプライマリインデックスのデータが、新しいGooglebotのクロールで作成されたプライマリインデックスのデータによって更新される。そしてその更新によってリダイレクトは順に処理され、エラーから消えるのである。

この処理はオンラインでのリダイレクト処理ではない。あくまでもオフラインのGoogleシステム内での処理であることを、忘れないでいてほしい。

現在「リダイレクトエラー」に表示される584のURLの中、2022年12月にクロールされた数は568である。Search Consoleの次回更新時にどれくらい減少するだろうか？