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2023年3月コアアルゴリズムアップデートでリダイレクト処理が止まる

順調に減少していたYahoo seo Google旧ドメイン「リダイレクトエラー」の数値変動が「2023/03/18」データを最後にストップしてしまった。2023年3月コアアルゴリズムアップデートでリダイレクト処理が止まってしまった。
2023年3月コアアルゴリズムアップデートロールアウトの開始がGoogleからアナウンスされた。アナウンスは3月15日であったが、の処理にはもう少し前から影響を与えていたようである。

「リダイレクトエラー」数値変動が「2023/03/18」でストップした

は「2023/03/21」でされたの、旧 “blog40.fc2.com” の「リダイレクトエラー」である。2023年3月21日更新 blog40 リダイレクトエラー76ページがリダイレクトエラーで、最も古い10日である。そしてこのデータは、「2023/03/18」で更新された時から、何一つ、変化していない。
前回記事「」で、「2023/03/14」データで「リダイレクトエラー」数値は171に減少し、前回クロールが2022年12月2日から2022年12月8日までのもの全てが処理されたことを報告した。そして「2023/03/18」データで171→76に減少し、処理されたのは前回クロールが2022年12月9日のものであった。
本来の処理間隔で計算すれば、「2023/03/18」データでは2022年12月9日から12月12日までのものが処理されると予測していたのだが、前回記事をエントリーする前に2023年3月コアアルゴリズムアップデートはアナウンスされていたので、予想通りには推移しないだろうとも推測していた。今までもコアアルゴリズムアップデートのロールアウトが行われている最中は、による最適化は中断を余儀なくされてきたからだ。(8日付記事「」を参照のこと。)そして結果、今回もその通りになったのである。
「2023/03/18」データは前回クロールが2022年12月9日のものが処理されたことから、そのオフラインでの処理は2023年3月9日までと判断でき、つまりは2023年3月コアアルゴリズムアップデートがに与えた影響は2023年3月10日からと推測された。これが3月15日のアナウンスよりも先にリダイレクト処理に影響を与えたと書いた理由である。

<クロールの統計情報>にもコアアルゴリズムアップデートの影響

<クロールの統計情報>にもコアアルゴリズムアップデートの影響が感じられる。この記事を書いている3月23日段階では「2023/03/19」のクロールリクエストが提示され、の現在ドメインにはリクエストが記録されているが、Yahoo seo Googleの旧ドメイン “net” “us” “blog40.fc2.com” は「2023/03/17」からリクエスト数 “0” が続いている。リダイレクトエラーとクロールリクエストを合わせて考えると、ロールアウトの目的が理解できる。
今回の「2023/03/21」データで唯一、コアアルゴリズムのロールアウト中ながらも、Google seoの進捗が感じられるデータ更新がYahoo seo Googleの現在ドメインで記録されている。それが画像の「代替ページ(適切なcanonicalタグあり)」である。2023年3月21日更新 HTTTPS 代替ページ適切なcanonicalタグあり
の仕様で、旧ドメインから正規にリダイレクトされていないが、そのURLの<head>された “” の正規URLで代替されていることが示されている。一見すると、正規URLで代替されているので、何らGoogle seo上の問題があるようには思えないデータかもしれない。だが、このデータには明らかにGoogle seo上の疑義がある。現在ドメインにおいては全てが正規URLでされているのに、なぜ、旧URL→新URLへのリダイレクトは完了しないのか?そして、なぜ、この「代替ページ(適切なcanonicalタグあり)」の前回クロールの日時は更新されるのか?という点である。
画像の前回クロールを参照してもらえば、直近のクロールは「2023/03/20」であることが確認いただけるだろう。これはつまり、が定期的に旧URL→新URLのリダイレクトを確認していることを意味し、つまりはプライマリインデックスされているのは旧URLであり、新URLへのリダイレクトが完了していないことをも意味する。もしリダイレクトが完了しているなら、リダイレクト先URLが正規URLに代替される必要性は一切ないのである。

ロールアウトの目的は新規にURLリストを作成すること

今回、Google seoの進捗が感じられたのは、「代替ページ」の数値が「2023/03/18」の157→155に減少したことである。かつてのと同様、Googleのという目的がある。つまりは、定期的に旧URL→新URLのリダイレクトを確認するのがGooglebotのデフォルトのクロール(=<クロールの統計情報>の「更新」)であったとすれば、このクロールの流れをリセットすることもコアアルゴリズムがアップデートされる目的だと思われる。そのためには既存のデータを捨て、1からウェブサイトをクロールしなおすことで、新規にURLリストを作成する。前回のコアアルゴリズムアップデートのロールアウトで作成されたのが間違ったURLリストだったからこそ、こうした旧URL→新URLのクロールがデフォルトとされたのである。今回の「代替ページ」数値減少は、正しいURLリストが作成される過程で生じたと考えている。
前回コアアルゴリズムアップデートのロールアウトは26日で、それ以降、最初のSearch Console更新が「2022/10/04」で、その数値は143であった。そして「代替ページ」は「2023/02/04」データで158まで増加するも、「2023/03/11」データで158→157に減少し、今回に至った。次回更新データも見ないことには断言できないが、この数値変動は「リダイレクトエラー」の変動とシンクロしているように感じられる。
FC2をSearch Consoleから削除したのは、2022年9月26日である。つまりは今回のコアアルゴリズムアップデートのロールアウトは、FC2サイトマップ削除後、最初のロールアウトになるのである。
追記(2023年3月27日):2023年3月コアアルゴリズムアップデートを原因に止まったリダイレクトの処理が再び開始され、その検証から、Google seoにサイトマップの最適化は何より優先されるべきものであることを再認識させられた。詳しくは「」を参照のこと。
追記(2023年4月19日):再び、Yahoo seo Google旧ドメイン「リダイレクトエラー」のデータ変動に滞りが見られた。この原因は、スパムブレインではないか?詳しくは「」を参照のこと。
追記(2023年11月13日):コアアルゴリズムアップデート以外にもリダイレクト処理をペンディングさせるアルゴリズムアップデートがあることが判明した。詳しくは、13日付記事「」を参照のこと。
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