2023年3月1日、Google AdsenseよりFC2ブログへの広告配信を制限する旨のメールが届いた。Yahoo seo Googleに生じた一連の現象を検証するに、これには2023年3月コアアルゴリズムアップデートのロールアウトが関係していると結論するに至った。
これはFC2ブログを運営している方のみに関係することだろうと思われるのだが、
2023年03月1日にGoogle Adsenseより一通のメールが届いた。内容は「サイトへの広告配信が制限されている」ことであり、広告配信が制限されているサイトは、“fc2.com” であった。

結論から書けば、この制限は解除され、現在はYahoo seo Googleにも広告表示はされている。ただこの件で報告したかったのは、このメールが届いた3月1日以降にエントリーしたYahoo seo Googleの記事の
インデックス登録に関することである。
<URL検査>の「公開URLをテスト」がテストできない
3月1日以降にエントリーした記事番号は、No.1270から前回記事のNo.1274なのだが、
更新された
Search Console「2023/03/28」データで、No.1273とNo.1274のインデックス登録は確認した。そのため、インデックス登録されていないNo.1270からNo.1272を<URL検査>で調査している時、「公開URLをテスト」がテストすらできない状況に遭遇した。
今まで、テストすらできない状況に遭遇したことはない。それがどのような状況であったか、スナップショットで残しておけば良かったのだが、それができなかったのは、即座にテストが可能になったからだ。
なぜ、テストは可能になったのか?原因は、No.1270からNo.1272の
URLに私がアクセスしたからだろう。アクセスすると、記事にAdsense広告が表示されていくのを確認した。
Chromeのキャッシュが広告配信の制限が解除される前のものであったから、No.1270からNo.1272はテストすらできなかった。しかし、アクセスすることでキャッシュが更新され、インデックスのブロックも解除されたからテストが可能になった。つまりは、Adsense広告が配信制限されたのと同じ理由で、No.1270からNo.1272のインデックスはブロックされていたと推測したのである。
インデックスのブロックとコアアルゴリズムロールアウトの関係
No.1273とNo.1274が「2023/03/28」のSearch Consoleでインデックス登録が確認されたことは、2023年3月
コアアルゴリズムアップデートのロールアウト終了が関係しているのではないか?<Search Engine Roundtable>の記事「
Google March 2023 Broad Core Update Fully Rolled Out」によれば、ロールアウトは March 28, 2023 at around 10:30 am ETに終了し、それは日本時間にすれば3月27日23時30分である。No.1274をエントリーしたのが3月27日の13時43分、そして同日、No.1273にも追記したので、
<lastmod>
を同日で改めた
サイトマップを送信した。サイトマップの
Googleオフライン処理とロールアウトの終了が関係して、インデックス登録が確認されたのではないか?
この推測の根拠となる、もう1つ、今までになかったデータの更新があった。それが
HTTPSの<クロールの統計情報>に記録された「クロールリクエスト:robots.txtなし」のデータである。

Yahoo seo Googleの新旧
ドメインのすべてで、この「クロールリクエスト:robots.txtなし」のデータが検出されたのは初めてである。
robots.txtなしの2つのURLのレスポンスが記録されたのは、2023年3月26日の9時42分と9時47分である。Search Consoleヘルプ「
不正なレスポンスコード」には、こう書かれている。
robots.txt なし: robots.txtファイルが1日使用できないと、robots.txtへのリクエストに対する有効なレスポンスが得られるまで、しばらくの間Googleはクロールを停止します。Googleに対してrobots.txtファイルをクローキングしないでください。また、ユーザーエージェントごとに異なるrobots.txtページを使用しないでください。このレスポンスは、有効なレスポンスであると見なされるrobots.txtファイルの「見つかりませんでした(404)」とは異なります。
robots.txtファイルが見つからず、“404 not found” の
ステータスコードをレスポンスするのは有効であるとわざわざ但し書きされていることからも、この「robots.txtなし」のレスポンスは当ブログの
Google seoに尋常ではないネガティブな影響を与えると想像され、それなりの覚悟をして、事態を静観していたのだが、
Googlebotの
クロールが停止されるようなことは、その後の<クロールの統計情報>を見る限り確認されなかった。そのため、これも広告配信の制限、インデックスのブロックと同じ理由で、「robots.txtなし」がレスポンスされたと推測したのである。
Google Adsenseのポリシーセンターも、「現在、問題はありません」が表示されている。

ここからも、コアアルゴリズムアップデートのロールアウトは、Googleのポリシー違反を精査する目的も兼ねていることが理解できる。
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