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モバイルファーストインデックス移行後のSearch Consoleデータ推移

2023年5月22日にモバイルファーストインデックス化し、Yahoo seo GoogleのSearch Consoleにどのようなデータ推移が記録されたのかを報告しよう。
22日、Yahoo seo Googleはようやくモバイルファーストインデックスに移行した。(2023年5月24日付記事「」を参照のこと。)そして移行後も、brタグの削除を中心とした最適化を継続していたのだが、の成果らしきものは、にもにも発見できない。だが、それも仕方がないものと理解している。インデックスクローラがに切り替わったと言っても、<クロールの統計情報>でスマートフォンのは一向に増加していない。そのため、モバイルの十分なトラフィックがないYahoo seo Googleに高順位を期待する方が間違っている。この記事を書き始めた6月5日時点で、の<ページエクスペリエンスの概要>は、2023年5月18日付記事「」で報告した時と同じで、モバイルのデータは表示されないままである。だが、「2023/06/03」でされたSearch Consoleの<ページのインデックス登録>には、Google seoの成果らしきものが記録された。

<ページのインデックス登録>にGoogle seoの成果らしきものが記録される

は、の現在の、<ページのインデックス登録>データである。2023年6月3日更新 HTTPSのページのインデックス登録「2023/05/20」データで3だった「クロール済み-インデックス未登録」は「2023/05/23」で3→2に減少するも、「2023/05/27」で2→6に増加し、「2023/05/30」で6→18、「2023/06/03」で18→46へと一気に増加したのである。
brタグ削除の最適化を行っていながら、なぜ、「クロール済み-インデックス未登録」の数値が上昇するのか?
brタグは、モバイルで十分なサイトトラフィックが記録されない原因ではなかったのか?
一瞬だけ、その疑いが頭を占有したが、Googleから届いたメッセージメールで疑いは払拭できた。
通知するべきことがある時、Search Consoleの更新に合わせて、Googleからメッセージメールが届く。「2023/06/03」データ更新時に届いたメッセージメールの画像である。blog40 リダイレクトエラー修正されましたYahoo seo Googleの旧ドメイン “blog40.fc2.com” の「リダイレクトエラー」の数値が遂にゼロになったのであるが、それを知らせるメッセージメールの中の一文に目が留まった。
「貴サイト内の584ページで修正が確認されました」
584ページで修正が確認された!?

修正が確認された584ページはモバイルのデータ

“blog40.fc2.com” の「リダイレクトエラー」の数値は「2023/05/16」データで、1となっていた。そこに至るまで、のロールアウトやスパムブレインの影響で処理に滞りが出ることはあったが、全て削除したFC2の履歴に即してされてきた。(17日付記事「」を参照のこと。)だから遅かれ早かれ、この最後のも処理されたことであろうが、この584ページという具体的な数字で修正が告げられるようなことはあっただろうか?今までも何度か、この「リダイレクトエラー」に関するメッセージメールは届けられたが、それには必ず「恐れ入りますが、一部のページで、この問題が依然として修正されていないことが確認されました。」とあり、リダイレクトエラーの問題解消が失敗したことを告げられた。blog40 リダイレクトエラーを修正できませんでしたつまりは、この “584” という具体的な数字は、モバイルファーストインデックスに移行したからこそ知り得たモバイルのデータであると思われるのだ。
29日付記事「」で、“blog40.fc2.com” の「リダイレクトエラー」が「クロール済み-インデックス未登録」から移行したページだということを報告した。これと、“blog40.fc2.com” の「リダイレクトエラー」と、HTTPSの「クロール済み-インデックス未登録」の原因は同じである。
  • されていることは確認されているが、リダイレクト先でGooglebotがクロールできないことが原因でリダイレクトエラーとなる
  • クロールされたが、Googlebotがクロールしきれないことが原因で未登録となる
混同してはいけない点は、クロールやリダイレクトされたURLを起点にGoogle seoを考えることである。重要なのはURLではなくて、である。
  • リンク先URLがリダイレクトされていること
  • リンク先URLがGooglebotでクロールできないこと
クロールやリダイレクトは結果であり、その前提にはリンクがある。これを起点にGoogle seoは、考えられなければならない。
では、モバイルファーストインデックスに移行し、584ページで修正が確認された最適化とは、brタグの削除しかあり得ない。なぜなら、最適化の修正は、brタグの削除だけであるからだ。brタグの削除によってリンクがアクティブになり、クロール(正確にはスマートフォン用Googlebotによるクロール)が可能な状態になったことでリダイレクトは処理されたのだ。
では「クロール済み-インデックス未登録」が増加した原因は何か?「PC」で構築されていたリンク構造が、「モバイル」に移行したことで、リンクの再構築が生じたことだ。それはリンクの再構築=リンク構造の更新とも言え、その構造にはリダイレクトも含まれていた筈だ。なぜなら、リダイレクトがPageRankを失わなくなった時から、旧URLは新URLと同一化しているからだ。(2017年3月27日付記事「」を参照のこと。)
Yahoo seo Googleは今回よりも以前に、モバイルファーストインデックスに移行していたと推測している。モバイルファーストインデックスに関わるを俯瞰で考察すれば、その可能性が浮上してくるのである。
追記(2023年7月7日):「2023/06/03」データでゼロとなった “blog40.fc2.com” のリダイレクトエラーだが、更新された「2023/07/04」データで再びエラーが記録された。詳しくは「」を参照のこと。
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