モバイルファーストインデックスとは検索ユーザーに対する利便性という名のランキングアルゴリズムではないのか?そしてそのアルゴリズムによって、Yahoo seo Googleはモバイルファーストインデックスに移行できなかったのではないか?
なぜ、モバイルファーストインデックスに移行できなかったのか?
ではなぜ、Yahoo seo Googleはモバイルファーストインデックスに移行できなかったのか?直接の原因はモバイルでは実際に機能しないサイトであったことだが、それとともに見過ごしていけないのが
Googleアルゴリズムによるものである。つまりは、Googleアルゴリズムによって、モバイルファーストインデックスは見送られたとも言えるのである。
モバイルファーストインデックスに移行して最も変わったものが
検索順位である。前回記事で順位に変化は見られないと書いたが、それはモバイルファーストインデックスに移行された
2023年05月22日以降を指しており、定点観測している「
Yahoo seo」検索は長らく圏外が継続している。Googleアカウントにログインした状態で「Yahoo seo」と検索すれば、平均して82.9位に掲載されていると表示されるのであるが、実際はその順位で表示はない。

<ページエクスペリエンスの概要>にモバイルのデータが表示されていない現段階において、この平均掲載順位はパソコン用Googlebotのデータであり、つまりはモバイルファーストインデックスに移行して
スマートフォン用Googlebotによるデータで検索順位がランキングされていることが原因で、「Yahoo seo」検索で圏外となっているのである。
Google seoの過程で82位という順位ながらも、一時は3位に掲載されていたパソコン用データによるランキングが、スマートフォンでは圏外となる事実。もし検索ユーザーに対する利便性という名のランキングアルゴリズムがあったとすれば、どちらが優先されるだろうか?
2018年12月6日付記事「
スマートフォン用Googlebotが大きくseoに関係している」の冒頭に、こう書いた。
今現在、スマートフォン用Googlebotの活動が大きくseoに関係していると考えている。モバイルファーストインデックスへ移行したかどうかで、検索順位に影響を与えないと言われるが、Yahoo seo Googleブログの状況を見る限り、それはデスクトップPC用とスマートフォン用ページが正しくGoogleに把握されたウェブサイトに限った話であろう。
検索順位に影響を与え、検索ユーザーの利便性を損なう可能性があったからこそモバイルファーストインデックスには移行されなかった。そして移行は手動でされるわけではなかっただろうからこそ、これはGoogleアルゴリズムによって移行されなかったと考えるのである。
<クロールの統計情報>でスマートフォンのリクエストが増加
<クロールの統計情報>に大きな変化が生じた。
画像は
HTTPSの現在
ドメイン「2023/06/09」<クロールの統計情報>である。

「2023/06/07」データでリクエストの数値が一気に跳ね上がり、スマートフォン用Googlebotのリクエストが一気に増加したのである。

brタグ削除の最適化は、6月8日に最後の12ページを修正して終了した。つまりは大部分の最適化が終了していたからこそ、スマートフォン用Googlebotのリクエストが急増したとも考えられる。名実ともに、モバイルファーストインデックスが開始されたと言えるだろう。
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