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旧ドメインからのリダイレクトとモバイルファーストインデックスの影響

前回記事でペンディングした検証を行った結果、Yahoo seo Googleは旧ドメインからのリダイレクトによって、実質的にモバイルファーストインデックスの影響を受けざるを得なかったとの結論に至った。
前回記事「」でペンディングした、Yahoo seo Googleが以前よりモバイルファーストインデックスによって処理されていたとする推論を、改めて検証してみた。
検証は、このモバイルファーストインデックスによるインデックス処理を推測するに至ったそもそもの原点、<>のデータを考えることから始めた。要は、でインデックス登録が確認されているが、なぜ、<内部リンク>データには全て表示されないのか?インデックス登録されたURLが100あれば、<内部リンク>にも100のURLが表示される筈なのに、それに遥かに満たないURLしか表示されない。どう考えても、で最適化されていないことは歴然である。
<内部リンク>の異常が露見し始めたのは、が日本でも適用されるようになってからである。Yahoo seo Googleを始めとするは、中国での閲覧を目的に、“blog.fc2.com” のを “net” でも開示したFC2の仕様によって、を科された。(27日付記事「」を参照のこと。)そしてペナルティ回避の目的でFC2はの処理を行ったのだが、Yahoo seo Googleにおいては全て失敗に終わった。この処理で、パンダアップデートを解消できたFC2ブログは、27日付記事「」で報告した事例しか知らない。
正規URLでインデックスされ、それがで繋がることで、<内部リンク>データは正常化される。問題は、なぜ、リダイレクトが失敗に終わるのかであり、それこそ明らかにしなければならない原因となった。そして発見したのが、FC2<lastmod>であった。(13日付記事「」を参照のこと。)

リダイレクトを妨げるモバイルファーストインデックスのアルゴリズム

だがサイトマップ以外にも、リダイレクトを妨げるGoogleアルゴリズムがあった。それこそモバイルファーストインデックスである。
Google検索セントラルブログの「」には、こう書かれている。
Googleでは引き続き、検索結果の提供に単一のインデックスを使用します。メインのインデックスとは別に、「モバイルファーストインデックス」を使用するわけではありません。これまで、PC版のコンテンツをインデックスに登録していましたが、今後はモバイル版のコンテンツを活用する割合を増やしていきます。
モバイルファーストインデックスの展開
モバイルファーストインデックスは、コンテンツを収集する方法についての取り組みであり、コンテンツの掲載順位を決定するものではありません。モバイルファーストインデックスによって収集されるコンテンツが、PC版コンテンツやまだこの方法で収集されていないモバイル版コンテンツよりランキングで優先されることはありません。さらに、PC版コンテンツしかない場合でも、引き続きGoogleのインデックスに登録されます。
引用した2か所のテキストからは、モバイルファーストインデックスはパソコン用コンテンツとは別個のものとして存在し、など、Google seoの主要テーマには影響を与えるような印象は受けない。だが唯一、気になるテキストがある。それが「さらに、PC版コンテンツしかない場合でも、引き続きGoogleのインデックスに登録されます。」の部分だ。
もし、Yahoo seo Googleがパソコン(PC)版コンテンツしかなかったならば、モバイルファーストインデックスとは無縁のブログとしてリダイレクトは完了し、Google seoで最適化されたのではないか?実際にインデックスクローラが「パソコン」であった時は、ウェブ上のコンテンツは残らずインデックス登録されていたからだ。しかし、Yahoo seo Googleはパソコン版コンテンツしかなかったわけではなかった。レスポンシブwebデザイン化する以前から、“sp” のパラメータが付いたURLで用コンテンツが、そして “mode” のURLで用コンテンツが存在したのである。
この存在していたモバイル用コンテンツも、Yahoo seo Googleを化した際にリダイレクトの対象URLとなった。つまりは旧URL→新URLのリダイレクトによって、否応なく、モバイルファーストインデックスの影響を受けざるを得なかった。モバイルファーストインデックスはインデックスに関与するアルゴリズムだからこそ、リダイレクトとGoogle seoに影響を与えるからである。
Yahoo seo Googleの旧ドメイン “blog40.fc2.com” も、HTTPSの現在ドメインと同時に、5月22日にモバイルファーストインデックスに移行した。そしてその旧ドメインのSearch Consoleが「2023/06/13」でされ、1つのインデックス登録が確認された。2023年6月13日更新 blog40 インデックス登録しかしながら、6月21日朝の定点観測時においても、“blog40.fc2.com” のサイトで、インデックスされたURLの表示はない。2023年6月18日取得 blog40 サイトコマンドタイムラグの問題も考えられるが、ここにもリダイレクトの問題に絡んだモバイルファーストインデックスの影響を、前回記事の「」検索順位の事例と合わせて、認めることができるのではないか?

「データがありません」と表示される原因

では、なぜ、インデックス登録されたURLはサイトコマンド検索で表示されないのだろうか?それを考える上で、8日付記事「」で報じた現象がヒントになった。その現象とは、“fc2com” より最も多くのリンクが記録されたのアーカイブページのデータに「データがありません」と表示されるものだ。そしてこの「データがありません」の現象は、現在も<外部リンク>データでみることができる。
「データがありません」と表示される原因を、現在の私は、モバイルファーストインデックスが引き起こす現象だと推測している。つまりは、モバイル用データがリダイレクトされていないからこそ、そのリンクは外部リンクになる。
  • パソコン用データは旧URL→新URLへリダイレクト→内部リンク
  • モバイル用データは旧URL→新URLへのリダイレクト失敗→外部リンク
データが表示されない原因は、同一のURLがパソコン用とモバイル用で認識されているからで、双方はコインの表と裏の関係だ。表のデータが表示されている時は、裏のデータは表示されない。しかし、パソコンとモバイルのどちらかでしかGoogleに認識されていないURLの場合は、23日付記事「」で報告した “blog40.fc2.com” のURLのように、データには表示されるのだ。(表のデータと裏のデータに関連して、4日付記事「」を参照のこと。)
現時点での結論としては、Yahoo seo Googleは以前より実質的にモバイルファーストインデックスの影響下にあったということだ。そして現在ようやく、Yahoo seo GoogleはモバイルファーストインデックスによるGoogle seoを可能にする手段を、モバイルファーストインデックス移行によって得た、と言えるのだろう。
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  1. (2023/06/28)

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