Yahoo seo Googleの旧ドメインで記録されたリダイレクト関連のデータから、リダイレクトがGoogleに認識されていながらもリダイレクトされていない原因を、再び、検証した。
Google seoに関与するのは旧ドメインの「ページにリダイレクトがあります」だけ
画像はYahoo seo Googleの旧
ドメイン “blog40.fc2.com” の、「2023/07/11」データの<ページのインデックス登録>である。

前回記事で紹介した「2023/07/04」データと比較すると、「ページにリダイレクトがあります」が60→61に増加し、「クロール済み-インデックス未登録」が1→0になった。このデータ推移で、
Google seoに関係したのは「ページにリダイレクトがあります」だけである。「リダイレクトエラー」「代替ページ(適切なcanonicalタグあり)」「重複しています。Googleにより、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました」のデータは、検証に合格しているため、Google seoには関与していないのである。
では、検証に合格することがGoogle seoに関与しない原因とは何か?それこそ、前回記事の「
Yahoo seo」平均掲載順位について説明したのと同様に、パソコン用、スマートフォン用とデータは別々にあっても、双方は “ウェブ” という単位の中で同一に扱われているからである。パソコン用で合格したデータは、モバイルファーストインデックス移行でスマートフォン用
Googlebotにメインクローラが切り替わっても、合格の判定は覆らないのである。
「ページにリダイレクトがあります」は、どう、Google seoに関与しているのか?
リダイレクトできない主原因はbrタグではない?
ここまでの推移からさらに推察できることは、「ページにリダイレクトがあります」の “失敗しました” とは、リダイレクトがGoogleに認識されているURLはまだあるが、それが何らかの原因でリダイレクトできていないからこその失敗判定であるということだ。そしてリダイレクトが認識されながらも、リダイレクトできていない原因を、私はbrタグではないかと推測した。(
2023年05月18日付記事「
brタグがモバイルのページエクスペリエンスにネガティブに影響か?」を参照のこと。)しかしその推論は間違えだろうと、現段階では考え始めている。リダイレクトできない原因の一端かもしれないが、少なくともリダイレクトできない主原因ではない。もしそれが主原因であれば、
インデックスリクエストで増加した<モバイルユーザビリティ>の数値が再び減少するようなことにはならないと考えるからである。

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