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サイトコマンド検索表示からインデックスとリンク、コンテンツとURLの関係を検証

Yahoo seo Googleの旧ドメインのサイトコマンド検索に、突如として1件のURLが表示された。このサイトコマンド検索表示を契機に、Google seoにおけるインデックスとリンク、そしてコンテンツとURLの関係を検証した。
Yahoo seo Googleの旧 “blog40.fc2.com” のサイトコマンドに、1件のが表示されているのに気付いたのは、2023年8月2日朝の定点観測時である。2023年8月2日取得 blog40 サイトコマンド検索結果表示されたのは、「2023/06/13」データで登録が確認されたURLであり、登録が確認された時、このURLはサイトコマンド検索に表示されなかったことを、21日付記事No.1285「」で報告した。そしてそれ以降、1度もサイトコマンドに表示されなかったのに、8月2日になって突如として表示されたのである。

サイトコマンドに表示された旧ドメインアーカイブのURL

「2023/08/01」でされた “blog40.fc2.com” のインデックス登録ページと、8月3日に取得したそのURLの<ページのインデックス登録>である。2023年8月1日更新 blog40 インデックス登録ページ2023年8月3日取得 blog40 201101-1 ページのインデックス登録のアーカイブページが複数に分割されていた時代のURLである。
このURLは何度か “blog40.fc2.com” でインデックスが確認された。直近では「2022/06/11」データでインデックス登録され、「2022/12/17」データでインデックスから消えた。そしてインデックス登録されていた期間、このURLは “blog40.fc2.com” のサイトコマンド検索にも表示されていた。
8月3日に取得したこのアーカイブの<ページのインデックス登録>の内容を検証してみる。パソコン用によって2023年6月15日にされ、「ユーザーが指摘した正規URL」としての正規URLが認識されているにも関わらず、「Googleが選択した正規URL」は旧ドメインのURLである。ここから理解できることは、GoogleはこのアーカイブページがHTTPSのURLにされていることを認識している点だ。なぜなら、リダイレクトされた先のURLの<head>されたURLが「ユーザーが指摘した正規URL」として認識されているからだ。
ではなぜ、このアーカイブは旧ドメインのURLでインデックス登録されているのか?その原因こそ、用Googlebotのインデックスデータが存在しないことだろう。
<ページのインデックス登録>を見れば、そこには「拡張機能とエクスペリエンス」の「」が表示されていない。つまりは単純にスマートフォン用Googlebotによってクロールされていないため、スマートフォン用のインデックスデータが存在しないことを意味する。そしてこのスマートフォン用インデックスデータが存在しないことで、Googleはこの旧ドメインのアーカイブページを正規URLとして選択せざるを得なかった。なぜなら、HTTPSのYahoo seo Googleと同様に “blog40.fc2.com” の旧ドメインも22日にに移行しており、そのインデックスクローラはスマートフォン用Googlebotに切り替わっているからである。
インデックスクローラがスマートフォン用Googlebotに切り替わることは、パソコン用Googlebotのインデックスデータを破棄することと同意ではない。スマートフォン用とパソコン用インデックスデータは、“ウェブ” という一段階上の括りの中で同一化されているからだ。(8日付記事「」を参照のこと。)つまりはこのアーカイブページのインデックスデータは “ウェブ” の括りの中で存在しているのだ。
しかしながら、において、混同してはいけない点がある。インデックスとはGoogle seoにおいて別の問題であり、インデックスは、そしてリンクはクロールに属する問題であるということだ。(7日付記事「」を参照のこと。)つまり、このアーカイブページはスマートフォン用Googlebotによってクロールされていないため、旧ドメインのURLとはで繋がっていない。そしてそれが原因で、HTTPSにリダイレクトされていること自体は認識されているが、リダイレクトされず、“blog40.fc2.com” のURLとしてインデックス登録されたのである。
しかしながら、一切の内部リンクがないURLがインデックス登録されることは、の原則から考えて無理がある。静的な1つ以上のリンクがあって初めて、そのURLはインデックス登録されるからだ。では、このアーカイブページをインデックス登録させたURLは、どれなのか?そのURLは既にHTTPSにリダイレクトされてしまったURLだと推測している。仮にもしそのリンクが旧ドメインの中のURLであったなら、アーカイブページはインデックス登録されず、「ページにリダイレクトがあります」に表示されていた筈だと考えるからである。

「代替ページ」から消えたURLとサイトコマンド表示の謎

ヘルプの「」の代替ページについては、以下のテキストがある。代替ページ 適切なcanonicalタグあり テキスト
このページは、別のページの代替(パソコン版正規ページのAMPページ、パソコン版正規ページのモバイル版、またはモバイル版正規ページのパソコン版)としてマークされます。正規ページ(登録済み)へのリンクが正しく指定されているため、これ以上の対処は必要ありません。代替言語ページはSearch Consoleで検出されません。
一読すれば「代替ページ」に表示されるURLにGoogle seo上の問題を認める必要はないように思えるが、それはYahoo seo Googleについては当てはまらない。前回記事「」で、こう書いた。
この仕様変更により、前回記事「インデックスリクエストしてよいURLは?」で紹介した現在ドメインの「代替ページ(適切なcanonicalタグあり)」には変化が生じることだろう。記事ページに関しては、全ての旧ドメインからのリダイレクト先は正規URLになるからで、つまりは、canonicalで代替する必要がなくなるからだ。
Yahoo seo Googleの現在ドメインのページに、パソコン版正規ページのAMPページはなく、レスポンシブwebデザイン化しているため、パソコン版正規ページのモバイル版、またはモバイル版正規ページのパソコン版としてマークされるURLは存在しない。つまりは、本来の正しいGoogle seoによる最適化がされていたなら、「代替ページ」に表示されるURLはない筈なのだ。しかしながら現実には表示され、そのURLは旧ドメインからのリダイレクトによってしか表示されないアドレスである。先のヘルプのテキストに倣えば「このページはリダイレクトされたページの代替としてマークされます。」と解釈され、旧ドメインからのリダイレクトが完了していないからこそ、代替される必要が現在も生じているのである。
旧ドメインのアーカイブページが、今回、突如としたサイトコマンド検索に表示された謎を考えてみた。記事No.1285の中で、こう書いた。
データが表示されない原因は、同一のURLがパソコン用とモバイル用で認識されているからで、双方はコインの表と裏の関係だ。表のデータが表示されている時は、裏のデータは表示されない。しかし、パソコンとモバイルのどちらかでしかGoogleに認識されていないURLの場合は、2023年04月23日付記事「URLとコンテンツは別々にGoogleオフライン処理される?」で報告した “blog40.fc2.com” のURLのように、データには表示されるのだ。
つまりはコインの表が消えたことにより、コインの裏だった旧ドメインのURLがサイトコマンド検索に表示されたと考えた。
「2023/07/29」で「代替ページ」は「2023/07/25」の113→109に減少し、「2023/08/01」では109→102に減少した。ただしその何れでも旧ドメインのアーカイブと同一のURLは消えていないし、そもそも表示すらされていないし、される筈もない。HTTPSにリダイレクトされていることは認識されていながらも、実際はリダイレクトされていないから、旧ドメインでインデックス登録されているからだ。
この謎を解き明かすヒントは、旧ドメインのアーカイブがリダイレクトされた後のコンテンツに存在する。2023年8月4日取得 HTTPS 201101-1 メインコンテンツが示す通り、メイン・コンテンツの存在しないコンテンツが表示されるのである。
2015年3月7日付記事「」で報告したことが現在も有効なら、アーカイブが複数に分割されていた時のURLのリダイレクト後のコンテンツは、2011年1月のアーカイブと同様であった。そしてこの類のURLは、「2023/07/25」データで「代替ページ」から消えたURLの中に存在したのである。現段階での推論として読んでいただければ、幸いである。
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