Yahoo seo Google

Search Consoleが「2023/08/08」で更新され、Yahoo seo Googleの旧ドメイン “blog40.fc2.com” に、Google seo上、見逃せないデータ更新が記録された。2023年07月7日付記事No.1288「旧ドメインで不可解なリダイレクトエラーが記録された」で報告した「リダイレクトエラー」の数値が、10→1に減少したのだ。このデータ変動から、不可解なリダイレクトエラーが生じた原因を検証してみた。

現在も「リダイレクトエラー」に表示されるURLは、記事No.1288に画像で示した中の記事No.923である。つまりは前回のクロールが2023年02月9日だった9つのURLが消えたわけで、この推移は、同じくNo.1288の中で報告した前回のエラー処理と同様である。これに従えば、現在もリダイレクトエラーとされるNo.923も、次回のSearch Console更新で処理される筈である。

リダイレクトエラーの処理については、2023年03月17日付記事「削除済サイトマップからのクロールが途絶えてリダイレクトエラーが処理」で原因は特定済だ。要はFC2サイトマップをSearch Consoleから削除し、そのサイトマップから3ヶ月間Googlebotのクロールが途絶えたことで、リンクが失効したからだ。

では今回の不可解なリダイレクトエラーも3ヶ月のクロール途絶が関係しているのか？と問えば、それは「あり得ない」と答えざるを得ない。3ヶ月のクロール途絶で、クロールエラーのURLは全てリダイレクト処理を完了されており、言い換えれば、そのGoogleオフライン処理が完了されているからこそ、「リダイレクトエラー」は合格と表示されているのである。

No.1288のExcelデータから、前回、「クロールエラー」の数値が10になったのは「2023/05/09」のデータ更新時であり、その日付から、Googleがモバイルファーストインデックス切り替えの最後のバッチ処理を行った2023年05月22日との連関が容易に推測できる。（2023年5月24日付記事「2023年5月22日モバイルファーストインデックスへの強制移行を完了」を参照のこと。）そしてそのバッチ処理の準備が「2023/05/09」データ更新時点においても始まっていたとするのは、無理がない推測である。実際、コアアルゴリズムアップデートも、ロールアウトに先立ち、その準備は開始されているからである。

2023年04月19日付記事「スパムブレインがGoogle seoをペンディング（保留）させたのか？」も、今から思えば、モバイルファーストインデックス切り替えのための事前の準備だった可能性がある。この時のリダイレクトエラー処理遅滞の原因がスパムブレインであったかの確証は現在もない。ただし、それまで順調に推移していたGoogle seoによる検索エンジン最適化の過程が滞りを見せる時はいつでも、その背後で、GoogleによるGoogleアルゴリズムに対する何らかの修正のアクションがあったことだけは間違えがない事実である。リダイレクトに対しスパムか否かを判定するアルゴリズムの更新が極めて重要なものであることは、かつて、現在ほどスパムに厳しくなかったGoogleとは異なる判断を下していたYahoo! JAPANからも感じていた。（2010年12月16日付記事「スパムと301リダイレクト」を参照のこと。）その当時のYahoo! JAPAN基準に近づいた現在のGoogleだからこそ、リダイレクトに関するアルゴリズムは更新を余儀なくされていると考えられる。

では、この「2023/05/09」の「クロールエラー」データが再び「2023/07/04」で表示されたのは、なぜか？ここ最近の記事で書いているように、それはパソコン用とスマートフォン用インデックスデータの相違も関係しているであろう。つまりは、パソコン用インデックスデータにおいて、このリダイレクトエラーの処理は間違えなく終了している。しかしながら、このパソコン用データが、“ウェブ” という一段階上の括りの中でスマートフォン用として同一化される処理が、モバイルファーストインデックス切り替えに際して、ペンディングされていたのではないか？そしてそのペンディング解除、つまりは同一化処理の開始の証が、「2023/07/04」でのデータ表示だったと現在は推測している。

「2023/05/09」のデータが「2023/07/04」で再表示されたことを思えば、ペンディングの期間は約2か月と推測される。しかしながら、この約2か月もペンディングされていた原因を全て、モバイルファーストインデックス切り替えによるGoogleアルゴリズムに起因すると考えるのは間違えである。そもそも、Yahoo seo Googleにseo上の瑕疵があるからこそ、旧ドメインにリダイレクトのデータが表示されている。瑕疵さえなければ、「ページにリダイレクトがあります」も「リダイレクトエラー」も、表示される筈はないものと考えられるからである。

画像はHTTPSの現在ドメインの<ページのインデックス登録>である。「代替ページ（適切なcanonicalタグあり）」が、前回記事「サイトコマンド検索表示からインデックスとリンク、コンテンツとURLの関係を検証」で報告した「2023/08/01」の102→91に減少した。

当初、リダイレクトを妨げている原因はbrタグではないかと推測した。（2023年7月14日付記事「リダイレクトが認識されながらもリダイレクトされない原因とは？」を参照のこと。）しかし、それは間違えだと考え直し、新たなる原因を探った。その結果、これがGoogle seo上の瑕疵だったのではないかと考えた箇所を最適化した。そしてこの「代替ページ」数値の減少が、この最適化が原因であったなら嬉しいが、今一つ、その確証が抱けない。2023年7月26日付記事「FC2が旧ドメインのリダイレクト先URLを変更」で報告したFC2の仕様変更が、Google seoに大きな影響を与えているだろうことも想定されるからである。

しかしながら、この仕様変更が大きく影響するのはYahoo seo Googleの旧ドメイン “net” や “us” からリダイレクトされた記事ページである。実際に「代替ページ」から消えているURLは、前回記事でも触れたアーカイブページが主であり、代替されている記事は2ページしかないこともあるが、未だに1ページたりとも消えていない。つまりは現段階で、FC2仕様変更による最適化の痕跡は見て取ることができないのである。

Yahoo seo Googleのseo上の瑕疵がリダイレクトに影響を与え、それは当然のことながら、Google seoにもネガティブな影響を与える。つまりはリダイレクトエラーの原因を見極めることこそが、次のGoogle seoに関係してくるので、その探求に余念がないのだ。