更新のシグナルはリンクによって伝播されるので、内部リンクが正しく繋がっていないURLに更新のシグナルは伝わらない。Yahoo seo Google「代替ページ」から消えたページのGooglebotのクロール日時を手がかりに、内部リンクの重要性を再確認した。
スマートフォン用Googlebot切り替えとウェブサイトの更新
スマートフォン用Googlebotへの切り替えが2023年6月9日だった原因は、これまでの経験から直ぐに推測ができた。原因は補足
コンテンツである。新規記事が新しい年月日でエントリーされた場合、補足コンテンツの月別アーカイブには新しいURLが加わる。2023年9月になって、そのアーカイブページが表示されたように。

2023年6月のアーカイブのリンクが補足コンテンツに加わったのは、「
モバイルファーストインデックス移行後のSearch Consoleデータ推移」をエントリーした2023年6月8日である。そして “blog40.fc2.com” 「ページにリダイレクトがあります」の前回クロールが2023年6月9日の記事No.918の旧URLはスマートフォン用Googlebot。

そして6月7日クロールの記事No.4の旧URLはパソコン用Googlebot。

2023年6月アーカイブページへのリンクが加わり、ウェブサイトの更新がGoogleに認識され、それ以降のメインクローラはスマートフォン用Googlebotに切り替わった。そして更新のシグナルが伝わったURLはGooglebotによってクロールされ、インデックスは更新される。では、Googlebotのクロールもなく、インデックスの更新もされないURLは、Google seo上、どのような状態だと考えられるか?それこそ、更新のシグナルが伝わっていない状態だと言い得る。
更新シグナルと内部リンクの関係
更新のシグナルがなぜ伝わらないかと言えば、それこそ「代替ページ」が原因であろう。先に「代替ページ」から消えたカテゴリとアーカイブのクロール日時が2021年11月2日と2023年2月27日だったことを報告したが、これはつまり、そのクロール日時以降、Googlebotのクロールが行われていないことを意味し、言い換えれば、更新のシグナルがまるで伝わっていないことを意味する。
更新のシグナルが伝わっていない「代替ページ」のカテゴリやアーカイブのURL、そしてheadに
HTML記述された
canonicalでインデックスされている正規カテゴリやアーカイブのURLに更新のシグナルは伝わっているのだろうか?伝わっていないと考えるのが、自然である。
関連のseo記事
- ヘルプフルコンテンツシステムによる低品質コンテンツの認識(2023/09/29)
コメント