Yahoo seo Googleの旧ドメインで発生したリダイレクトのペンディングから、ヘルプフルコンテンツシステムもリダイレクトのペンディングを必要とするものであることが判明した。現在ロールアウトしているコアアルゴリズムも、リンクのトータルなデータベースをリセットすることが目的なのではないか?
ヘルプフルコンテンツシステムがリダイレクトをペンディング
このURLのその後については、
2023年10月12日付記事「
2023年9月ヘルプフルコンテンツシステムのアップデートは内部リンクに焦点か?」で紹介している。
同じく、No.1299で報告した “blog40.fc2.com” の「2023/09/26」と比較すれば、インデックス登録されていたURLが「2023/09/30」データで「リダイレクトエラー」に移行し、「代替ページ」表示のURLが「ページにリダイレクトがあります」に移行して57→58に増加したくらいである。
つまりは、9月11日にインデックスリクエストしたURLが処理され、「2023/09/30」データで「有効」から「リダイレクトエラー」に移行したのである。
リクエストした翌日から数日、このURLを<URL検査>していたが、クロール日時が改まらなかったことを確認している。だからずっとリクエストは無視されたのだと考えていた。しかし、「2023/09/30」データで「リダイレクトエラー」に移行したこのURLのクロール日時が更新されていることに気付いた。つまり、この時になって初めて、リクエストの処理がペンディングされていたことに気付いたのである。
この処理がペンディングされた原因は何だったのか?2023年9月14日からロールアウトされ、同月27日に終了した2023年9月ヘルプフルコンテンツシステムのアップデートである。コアアルゴリズム以外にもリダイレクトをペンディングさせるアルゴリズムのアップデートが存在したのである。
ヘルプフルコンテンツシステムを再考してみた
この状況を俯瞰して考えてみた。ヘルプフルコンテンツシステムのアップデートがリダイレクトをペンディングさせたという事実は、コアアルゴリズムのアップデートと同様に、何かのリセットが目的なのではないか?(コアアルゴリズムのリセットについては、
2020年05月16日付記事「
コアアルゴリズムのアップデートはデータベースのリセット」を参照のこと。)そしてその何かとは現段階ではコアウェブバイタルだと推測している。それまでのコアウェブバイタルの評価がリセットされ、Yahoo seo Googleの「ウェブに関する主な指標」が良好URLから一転して改善が必要なURLに転じたのも、アップデートが終了した後の10月2日(記事No.1302の画像を参照のこと)であったからだ。そしてその要改善が再び良好URLに転じて、リンクの塩漬けのような状況が解消された。つまりは「コアウェブバイタルの要改善=低品質コンテンツであり、低品質コンテンツが内部リンクで繋がっているからこそリンクの塩漬けが発生していた」と考えられるのである。
コアアルゴリズムアップデートはリンクのトータルなリセット
リセットにペンディングが必要になるのは、被リンクがリセットの邪魔をするからではないか?ファストトラックインデックスがプライマリインデックスに至るまでには、第2段階や第3段階の工程がある。(第2段階や第3段階の工程については、
2014年12月11日付記事「
Google検索変動後、変動前の検索結果に近い姿に揺り戻される原因」を参照のこと。)そしてその工程には、被リンクに関する工程も存在し、それを一時的にオフライン処理から外さなければ、ニュートラルな状況でリンクをリセットすることができないのでは?と考えている。
何はともあれ、コアアルゴリズムのロールアウトでリダイレクトの処理がペンディングされている状況下で、
Google seoについて検証を行うのは、曖昧な推測しか生まない。特にYahoo seo Googleのように、旧ドメインに現在も残る旧URLの問題を抱えているウェブサイトにおいては、リダイレクトの有無は、そのGoogle seoの正否を判断する重要なデータとなるからである。だから、もし、当ブログと同じようなリダイレクトの問題を抱えているウェブマスターがいれば、現在の状況でseoの正否を判断するのは止めて、データの収集のみに留めておいた方が無難である。
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